スクワット(Squat)とは、筋トレの中で一番メジャーなトレーニングであり、下半身を鍛える代表トレーニングです。
スクワットはバーベル、ダンベル、ケトルベル、スミスマシン、エクササイズチューブ、ケーブルマシンなど様々な道具やマシンで負荷重量をかけて行うことができます。
その中でも基本はバーベルスクワットになりますが、下半身の筋力が弱い人が行う最初のスクワットは何も道具を使わずに(自分の体重のみで行う)自重のスクワットです。
スクワットはきれいに引き締めた下半身を作り上げる最高の筋トレであり、やり方によっては太ももはもちろんお尻まできれいにヒップアップできる最強のトレーニングです。
美しい下半身を作るためには必ず行うべきトレーニングなのでボディメイクする人は絶対に筋トレメニューに入れなければなりません。
自重で行うスクワットは主に女性が行います。
普段全く運動をしてない人は自重でもきついと感じるでしょう。
なので女性の筋トレの初心者は自重でスクワットを行って基本を学んでいくことがおすすめです。
自重スクワットから重量をかけたスクワットに移行
ただ筋トレを始めた最初の2ヶ月間は筋力の伸びがとても早い時期なので、何ヶ月間か集中して行う場合は自重のスクワットは2週間以内で卒業した方がいいです。
しかし時間がなくて家でしかトレーニングができない日は、自重スクワットでも毎セット限界回数で4〜5セット行うことでもトレーニングできます。
人によって力は千差万別ですが、卒業するタイミングの目安として20回で5セットできるようになったら自重のスクワットから離れて、バーベル、ダンベル、ケトルベルで重量を増やしていくと良いでしょう。
スクワット(自重)のやり方を動画で確認
スクワット(自重)で鍛えられる部位
●主動筋肉(メイン)…大臀筋、大腿四頭筋
●補助筋肉(サブ)…ハムストリング、内転筋
スクワット(自重)で効果を出すためのやり方とフォーム
足は肩幅くらいに開いて、つま先を少し外側に向けます。
手は頭の後ろにおくか体の前で組んでおきます。
顔は正面を向いたまま、息を吸いながらゆっくりと腰を下ろしていきます。
下を向くと背中が曲がってしまうので腰を痛めたり、ひざがつま先よりも前に出てひざを痛める原因にもなるので気をつけます。
下ろしきったら息を吐きながら立ち上がります。
ひざは内側に入れずにつま先と同じ方向を向いて行います。
がに股で行うことを意識しましょう。
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スクワット(自重)のコツとポイント・呼吸の仕方
- しゃがむ動作をゆっくりして太ももにしっかり集中しながら刺激を与えます。
- ひざはつま先と同じ方向を向くように行います。
- 腰を下ろす深さが深くなるほどお尻(大臀筋)にも刺激が強くなっていくので、限界まで腰を下ろすように意識します。
- 自重でのスクワットは1ヶ月以上経つ頃には卒業してダンベル、バーベル、ケトルベルなどで負荷をかけて行うことをおすすめします。
息を吸いながら腰を下ろし、息を吐きながら立ち上がる
スクワット(自重)のやり方まとめ
①両足は肩幅でつま先をやや外側に向けて立ちます。
②息を吸いながらゆっくり腰を下ろします。
③息を吐きながら腰を上げます。
下ではなく正面を向き背中を曲げないで行います。
この動作を繰り返します。
スクワット(自重)のおすすめ重量セッティングとセット回数
●負荷重量…自重(自分の体重のみ)で行います。
●回数…20回以上で1セット
できれば毎セット出来る回数(オールアウト)まで行うと筋肉への刺激を十分に与えることができます。
※オールアウト(限界回数) …余裕を残して終わりにせず、限界でもう上がらないというところまで。
●セット数とセット間のインターバル…4~5セット行い、各セット間のインターバル(休憩時間)は60秒
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ヒップアップに効果的な大臀筋を鍛える女性向け筋トレ種目一覧
ヒップスラスト系
・スミスマシンヒップスラスト(Smith Machine Hip Thrust)
・バーベルヒップスラスト(Barbell Hip Thrust)
・ダンベルヒップスラスト(Dumbbell Hip Thrust)
ヒップエクステンション系
・ケーブルヒップエクステンション(Cable Hip Extension)
・ケーブルプルスルー(Cable Pull Through)
・ケーブルドンキーキック(Cable Donkey Kick)
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