食べ放題のお店に行ったり、ついつい食べ過ぎてしまったときなど、体がむくんでしまったことはありませんか?
一般的に体がむくむ原因として、デスクワークなど長時間同じ姿勢をとり続けたことから血行が悪くなったり、立ち仕事では重力によって余計な水分が足に溜まってしまうこともあります。
その中でも今回は過食や爆食が原因であるむくみに効く方法に注目してみます。
また、特にむくんでいなくても撮影やプール・海に行く予定がある前には水分を抜くことで体を引き締めたり、フィットネスコンテストに出場する前には筋肉のカットをきれいに出したい時にも有効です。
体内から水分を抜くことから、ドライアウトとも呼ばれます。
食べ過ぎた後のむくみの原因とは
過食による体のむくみは、炭水化物の摂りすぎと塩分の摂りすぎが主な原因です。
毎日のようにそんな食事をしていたら大問題ですが、日々の生活の上で付き合いで外食したり、たまには食べ過ぎてしまうこともあるでしょう。
一時的に食べすぎたからといって、それがすべて体脂肪としてつくことはありませんので急な体重増加についてはそんなに心配することはありません。
むしろ、ダイエットの停滞期を抜けるためにもあえて「チートデイ」としてダイエット休息日を設けてお腹いっぱいに食べることで、また翌日からのダイエットでグラフに好変化を出していくという方法もあるくらいです。
しかし予期せぬ過食をしてしまい、塩分、炭水化物やインシュリンのせいで体どころか顔までもパンパンにむくんでは困ります。
一時的とはいえ職場で顔を合わせる人がいるなら見た目にも問題です。
塩分の排出に効くカリウムを積極的に摂る
ミネラルのひとつであるカリウムは、塩分であるナトリウムを体外に排出してくれる大事な栄養分です。
野菜や果物に多く含まれるカリウムは基本的には摂りすぎることよりも意識して摂ることの方が必要でしょう。
(腎機能に問題がある人は過剰摂取はよくないです)
2015年に発表した厚生労働省が推奨している1日のカリウム摂取目標量は、
●15歳~70代の男性…3,000mg以上
●15歳~70代の女性…2,600mg以上
とされています。
カリウムが多く含まれる食材は、
・切干大根(3200mg)
・干し椎茸(2100mg)
・きな粉(1900mg)
・脱脂粉乳(1800mg)
・するめ(1100mg)
・かつおぶし(940mg)
・干し海老(740mg)
・アマランサス(600mg)
・納豆(660mg)
・枝豆(490mg)
・ほうれん草(490mg)
・かつお(430mg)
・鶏ささみ(420mg)
・豚もも肉(350mg)
・皮なし鶏むね肉(350mg)
・玉露茶(340mg)
カリウムは水溶性のため、調理方法によっては半分以上流れてしまうこともあります。
一番カリウムが減ってしまうのは「ゆでる」ことです。(ゆでたお湯を捨てること)
干し野菜には多く含まれますが水で戻す際にも流れてしまうので、戻し汁も使うと良いですね。
どうしてもゆでる必要があるなら切らずに丸ごと調理したり、蒸したり電子レンジをうまく活用してください。
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食べ過ぎた翌日は糖質を制限・炭水化物を抜いてみる
体内の水分と爆食による体脂肪の蓄積を同時に解決できる一番手軽な方法は、翌日の食事で炭水化物を抜いてしまうことです。
肉や野菜、シーフード、卵だけにします。
この際にも塩分は極力控えて食べます。入れないことが一番いいですが、味がないのがきつければ胡椒を入れてもいい方法です。
がっつり減量中の人でなければ脂肪は制限しすぎなくてもいいです。
炭水化物を抜くほかには、トレーニング前に飲むコーヒーに砂糖の代わりにココナッツオイルを10〜20gぐらい入れて飲むこともいいでしょう。
ココナッツオイルがダイエットにもいいという話もありますが、個人的には信頼はしません。力を出しやすくしてくれる成分だから糖分の代わりに食べるだけです。
こうやって過食の後に炭水化物を抑えればむくみはすぐに回復できます。
その翌日には普段の食事に戻します。やりすぎもコンディションを崩す原因です。
むくみ解消に、あえて水を多く飲む
もう一つの体内から水分を抜くとても極端で確実な方法は水をたくさん飲むことです。
水を飲みすぎてお腹が満腹になるまでです。
「水分を抜くのに水を飲む?」と疑問に思うかもしれませんが、実際によく何kg級か区別をつけて行われる大会に出る選手たちがよく行う方法でもあります。
水の重みで直後は体重ががーっと増えますが、トイレも何度もいく結果、飲んだ水だけ抜けるのではなく体に溜まっている水分も合わせて排出してくれます。
これは水が電解質を持って出ていく属性を利用した現象です。
ただし、低ナトリウム血症になる可能性があるので体に異常が現れるまでやりすぎないようにします。
耐えられるぐらいだけ飲むようにして目まいや吐き気などを起こさない程度にします。
極端なやり方なので内臓や血圧に問題がある人がもちろんやってはいけません。さらにむくみが出たり健康を害する恐れもあります。
そして、やる際は水にします。塩分や糖分が入っている飲み物(スポーツドリンクやジュース、炭酸飲料)は絶対ダメです。
食べ過ぎはほどほどに…
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